解決事例:国際離婚で離婚したくないご主人からご依頼いただいた事案

1. 事案の概要

 

ご依頼主様(40代/男性)は、外国人女性と国際結婚をされて子どもをもうけて夫婦生活を送っておられました。

ご夫婦は、当初は外国で生活を送っていましたが、結婚生活の途中で日本に移住しました。

 

しかし、夫婦生活が長くなるにつれ、生活の細々とした点について考え方が異なることが生じるようになりました。

奥様である外国人女性は、生活に関する考えのすれ違いに耐えられなかったこと等から、子どもを連れて別居生活をスタートさせました。

 

ご依頼主様は、奥様と子どもと会えないことに悩まれて、私たちにご相談にお越しになりました。

 

2. 離婚問題を私たちにご依頼された理由

 

2.-(1)     国際離婚の案件についての解決実績

本件は、日本人であるご依頼主様が外国人女性と結婚された事案でした。

このような国際離婚のケースでは、生活・文化の違いや、外国語のコミュニケーションのすれ違い等の問題が生じます。

私たちは、日本を代表する四大法律事務所出身の弁護士が設立し、イギリスの大学卒業の弁護士が在籍するため国際離婚の案件も積極的に取り組んで参りました。

離婚・財産分与に強い弁護士を選ぶときに、国際離婚の案件についての解決実績があることをご信頼いただいております。

国際離婚の案件は今後増加することが予想されますが、不安や悩みを感じておられる場合は是非ご相談ください。

 

2.-(2)     離婚したい/離婚したくないのどちらにも対応

離婚問題でご相談にお越しになる方は、ご自身が離婚や財産分与を請求したい方も相手方から離婚を求められた方もおられます。

当事務所は、離婚・財産分与を請求したい方だけでなく、離婚や慰謝料を請求された方からもご依頼をいただいております。

離婚するか否かは人生の重大事であり、当初は離婚したくないと思っても考えが変わることもあります。

当事務所ではどちらの要望にも対応しておりますので、遠慮なく弁護士にお申し付けください。

 

3. 解決までの流れ

 

3.-(1)     離婚調停・離婚裁判への対応

ご依頼主様は離婚をしたくないと考えておられたため、奥様である外国人女性は離婚調停・離婚裁判によって離婚を求めてきました。

そこで、まずは弁護士が離婚調停・離婚裁判の対応を行いました。

離婚調停では弁護士が期日に出頭してご依頼主様の希望に沿った主張を整理し、離婚裁判では答弁書・準備書面という書面を提出して相手方の主張に反論を行いました。

 

3.-(2)     相手方弁護士との条件交渉

本件では、ご依頼主様は当初こそ離婚しないことを希望されていましたが、奥様が弁護士を立ててまで離婚したいと考えていることを知って、徐々に考えが変わりました。

最終的に、ご依頼主様は条件次第では離婚に応じても良いと考えるようになりました。

弁護士は、ご依頼主様の考えが変化したことにより、相手方弁護士と離婚条件について交渉しました。

最終的には、ご依頼主様が納得できる形での条件提示があったことにより、和解が成立することになりました。

 

4. 解決結果:養育費・面会交流を定めて離婚成立

本件は、相手方から離婚を求められたところ、ご依頼主様は当初は離婚しないことを希望されている事案でした。

しかし、離婚調停・離婚裁判を通じて、ご依頼主様は考えを変えられて条件次第では離婚しようと決意されました。

 

最終的には、相手方弁護士との和解交渉で、養育費・面会交流を定めて離婚を成立させることになりました。

財産分与や慰謝料の支払いも当初は求められていましたが、この点に関しては相手方弁護士を説得してご依頼主様は支払いを免れることになりました。

 

離婚問題は離婚したい/離婚したくないと言った考え方が変わることもあります。

このような場合でも、弁護士がご希望に沿って対応をいたします。もし離婚問題でお悩みのときは、法律相談は無料ですのでお気軽にお問合せください。

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